週末、家族で品川散策へ。目的は「クロネコヤマトミュージアム」です。
大人向け!?涙を誘う「クロネコヤマトミュージアム」
子どもがヤマトの制服を着て写真が撮れたり実際のトラックに入れたりすると聞き、子どもを楽しませる目的で行ってきました。品川駅からはけっこう歩きます(子どもの足で15分くらい)。
2階の受付で検温やアルコール消毒、入場者の情報を記入して入ります。EVで6階まで上がり、そこから階段やスロープで回りながらぐるぐると2階まで戻ってくるという順路(シュツットガルトのメルセデスベンツ博物館もこんな感じでした)。4階分歩いたとは思えないほどあっという間に回れました。
ミュージアム内は子ども向けスペースを除き撮影禁止でした。
6階のフロアでは主に創業時(明治時代)の話が展示されていました。ヤマト運輸は銀座の数寄屋橋近くの原料紙問屋から始まり、当時の日本に100台程度しかなかった自動車(フォード社のトラック?)のうち数台を保有して関東を拠点にした運送業を興したとのことでした。この頃は今のような個人向けの宅急便ではなく、企業間の運送をしていたそうです。最初は注文がすごく少なかったようですが、そこでめげずに事業を続けていきます。高度成長時代に自社のビジネスモデルが上手くいかなくなったことや、それによる個人向け宅急便への業態の転換が正直に説明されており、結構好印象でした。
このフロアで上映されていたヤマトの歴史のアニメが秀逸でちょっと感動してしまいました(夫婦ともにまさかの涙、、)。今更ながらヤマトの生活への身近さを感じました。実家から出て一人暮らしをするときに、「ぼくの引越し」を使ったなあなんて思い出しながら。
↓ここからは写真OKスペース。出した荷物がどう集荷されてどう配送されているかが絵で描かれています。ここに制服着用・撮影スペースもあります。制服は110cm〜なのでもっと小さい子は残念ながら着られないですね(もしくはブカブカで着用)。
ダンボール積み方には荷崩れしないポイントがあるそうで、映像を見ながら実際に積む体験ができます。(現在はコロナで中止)
実際のトラックに乗れるスペース
子どもが運転席に座ってパチリ。大喜びです!しかも週末なのにガラガラで独り占め。
クール宅急便はこんな風になっているそうです。トラック全体が冷蔵・冷蔵庫になっているのかとおもっていたのでびっくり。(もしかしたら複数パターンがあるかもですが)
↓ドライバーさんの名前に愛嬌を感じます。
一回りして帰ってきて、2階のカフェスペースでひとやすみ。黒猫のロゴ入りお菓子があるのです!お土産にも喜ばれそうですね。
このミュージアムを知っている人が少ないのか?週末でも空いているので子連れでの社会科見学におすすめですし、内容が素晴らしいので大人だけでじっくり回るのも良いと思います。
巨大なくじらの滑り台が目玉の公園
せっかく品川へ行ったので、以前から気になっていた遊具のある公園へ。ヤマトミュージアムからはこれまた15-20分くらい歩きます。。途中に見える三角の屋根はレストラン。
到着!ここはくじらの滑り台が有名だそうです。大きさにびっくり!
かなりスピードが出る長い滑り台(みんなが滑ってツルツルになったためスピードが出ると思われる)、小さな子でも一人で安心の滑り台など何箇所も滑り台がありました。近くにレジャーシートを敷いてお弁当を食べているファミリーも多く、ピクニックがてら楽しく過ごせそうな場所です。
ただし一人で滑れる子ならまだしも、小さい子は親が一緒に登って滑ってとかなり大変そうでした^^;
小さな子にはミッフィーの公園がおすすめ
くじらの遊具は急な滑り台があるのと活発な大きい子がどんどん登ってくるので、小さなお子さんであれば川の向こう側の公園がおすすめです。
ミッフィーが描かれた鉄道型の遊具やシーソーなどがあります。
なぜここがミッフィーコラボなんですかね?
コロナが落ち着くことがあればもう一度ミッフィーミュージアムに行きたいです。
水上レストラン「T.Y.HARBOR」で休憩も
ここまでかなり歩いたので、休憩や食事がてら三角屋根のレストランもあります。あとはミッフィー公園からまた歩くと大きなイオンもあるようです。
ただ、とにかく足(自転車が良い?)がなければそれぞれのスポット間を歩く・歩く・歩く!!!
大人でもぐったり、我が子はこのあと品川駅ゆきのバスに乗ってすぐ寝落ちしました。相当疲れるのでこのルートをお子さんと行かれる場合は土曜日の散策がおすすめです!!日曜日にゆっくりできますからね^^;