先日スーパーシェフ、シリル・リニャックのパティスリーを紹介しましたが、今回はレストランについてです。パリ15区にあるミシュラン一つ星のお店に行ってきました。
ひっそりと佇むお店
お店は Le Quinzième。15区のはずれ、アンドロシトロエン公園と庭園に挟まれた静かなところにあります。パリ中心部からだと正直ちょっと行きにくいかな。Uberで行きました。
店内
この日は月曜日にも関わらずほぼ満席。内装の雰囲気は良いです。スタッフの方はみな英語が堪能なので、フランス語が難しければ英語でお願いできます。
ディナーメニュー
4品150ユーロ、7品180ユーロの2コース。せっかくなので7品のコースにしました。
ディナースタート
アミューズ・ブッシュ。これがすでに全部美味しい。。これはいける(美味しい)予感。期待が高まります。
パンは6種類ほどから選べます。レモンとハーブのパンというのが珍しいのでチョイス。おかわりしてしまいました。バターにはスモークした塩が練りこんであり、いい香り。
きのこのスープ。鴨のフォアグラ入り。美味しい!追加できるスープが付きます。
鱈。出汁が使われているそう。身は柔らかくてふっくら。
ブルターニュのロブスター。プリプリです。
お口直しのソルベ
お肉料理。なんと鹿でした!確か追加15ユーロでジビエに替えられました。
ここでチーズのほか、生野菜のサラダと焼いたバゲットが登場。これは珍しい。チーズは多すぎずちょうどいい。たった3種類でも全てが美味しいチーズでした。食器も素敵です。
デザート前のプチデザート。
デザート1。変な形だな、、と思いましたが味はもちろん◎レモン、柚子、梨などの爽やかな味と、コーティングしているチョコの相性がいい。
デザート2。続いてチョコ、ココアのアイスクリーム。
食後に紅茶をいただき、さらにスイーツをいただく。あぁ、この3つのどれも美味しかったなぁ。。
感想
さすが、元々レストランを展開していて、更にスイーツも手掛けているだけあるという感じのコースでした。料理よし、デザートよし。お値段は張りますが大満足。20時の予約でお店を出たのが23時。料理はテンポよく出てくるもののやはり時間がかかりますね。
スタッフの方々も本当に感じが良く、アジア人差別など微塵もありません(過去、リニャック氏のお店ではないレストランいくつかでアジア人差別を感じたことがあります)。良い席に通していただきましたし、メニューの説明もにこやか、時折声がけもしてくださいました。
店内はお客さんの声も賑やか、でもうるさいほどでもなく、スタッフが忙しそうにしているけれど全然邪魔じゃない。料理が出て来るときは必ずスタッフが2人で出してくださって、その息があっていてちょっと面白かったです。帰りはタクシーを手配するか聞かれましたが、Uberで帰宅。
ここは本当にオススメです!パリ在住中にまた行くかも。
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