予想に反して良かった博物館。
前回のお話
我が家は旅先では大人の目的だけでなく、できるだけ子どもを遊ばせられるようなスポットも探すようにしています。トリノで泊まったホテルに近く「自動車博物館」があり、子どもを連れて行くには良いかもと思い行ってみました。
トリノの住宅街を抜けて向かいます。
国立自動車博物館
こちらがその博物館。近代的な外観です。
HPの最初には日本語による説明があります。開館時間等はこちら↓(HPより)
今まで自動車メーカーが建てたミュージアムへは何箇所か行きました。そのメーカーの自動車の展示(新旧)や最新モデルの紹介はもちろん、自動車の歴史や環境への配慮など一通りは展示されていたと思います。
↓過去に訪れた3ミュージアムの記事はこちら
ここも似たような感じで自動車の歴史や最新モデルの展示などもあるのですが、今まで見た所より圧倒的に楽しい!!一言でいうと展示がうまいのかなと。興味を引く展示なんです。
「こちらの博物館の設立者の一人」が「FIATの創業者の一人」(言い方が紛らわしい…)らしいのでFIAT車はもちろんですが、他のメーカーの車も並んでいます。
入ってすぐはこのようなスーパーカー(?)の展示がズラリ。
ここまでは普通。エスカレーターで上にのぼってスタートです。
エスカレータを降りてまず現れるのが自動車の歴史。当時の写真等がただ出ているのではなく、模型、紙などバラバラで表現されていて見飽きません。インスタ映え?
馬車だった当時のイメージ。馬車自体は本物(かレプリカかは不明)が動き、それにあわせて映像で人が運転する様子が映し出されます。馬や車輪の音も合わさって、なんだか自分がその時代にいて本物を見ているかのような錯覚に。
こちらも乗っているイメージ。マフラーやスポットライトの工夫が他と一味違う。
マフラーは立体的でした!
この先がまた面白い。石畳みの床や門があり、まるで映画のセットのよう。
これは本物。馬車から自動車に変わってから、こんなにデザイン違いで様々な車があったんですね。にしてもカッコイイ!!
当時の図面(なのか?)。当たり前だけど自動車であるからにはこれほど緻密な設計図だったんですね。ずっと前のものなのにその複雑さに感動しました。
ここからは美術館のようになっていきます。
食べ物で作られた車たち。
この部屋はあらゆるものが車でできています。
ベッド↑にお風呂・トイレまで↓
暖炉もありました。ナイスアイディア!
こちらはリビングでテレビを見ている様子。ドライブのような、それでいて映画館のような。
うーん、カッコイイ!
レーシングカー
イメージには日本も登場
最後にミュージアムショップへ。様々なメーカー・ブランドの車関係のグッズ、アパレル、書籍などが並んでいて見応えがありました。
↓FIATの子ども向け食器。
↓車好きの子どもには車柄のリュックなども良さそう。
ざっと紹介しましたが、なかなか個性的な自動車博物館とおわかりいただけたでしょうか。トリノ周辺に行かれることがあればオススメのスポットです!
国立自動車博物館(Museo dell'Automobile di Torino)
住所:Corso Unità d'Italia, 40, 10126 Torino TO, イタリア Google マップ
http://www.museoauto.it/website/index_ja.html
http://www.museoauto.it/website/en/
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