世界遺産都市ひとつめ、コルドバへ日帰り旅行。
コルドバはスペインの南に位置する都市。スペインでありながらイスラム文化、アラブ式の庭園などが見られる、異国情緒あふれる不思議な街でもあるのです。
マドリードからの行き方
アトーチャ駅から電車で約2時間。大人1人あたり往復で約100€ほど。時間帯や座席クラスによって値段は変動します。予約はスペイン国鉄・Renfe(レンフェ)やその他サイトからも可能。
Renfe→https://venta.renfe.com/vol/home.do?c=_3mjt
レイルヨーロッパ→https://www.raileurope-japan.com
GoEuro→https://www.goeuro.co.uk
アトーチャ駅内で朝食を購入して車内でいただきました。ピンチョスの国らしく硬めのパンにハムといったパンが多かった気がします。パンはやはりフランスの方が美味しいなぁ、、
チュロスも有名らしい。ただし日本人が想像する味とは全く違う!Nutellaでもつけない限りは味がしない、ドーナツとも言えない、あまり美味しくない食べ物でした、、
アトーチャ駅で電車に乗る
電車によって地上階、2階、3階と出発フロアが異なります。わかりやすい掲示もないので、人に聞いたりしながら正しいフロアへ行くまでに結構時間がかかりました。
そして電車でありながらしっかりとしたセキュリティチェックがあります!並んでいる場合もあるので、とにかく早めに駅に着いて時間に余裕を持って移動することが大事!
我が家は3階フロアの電車で、長いエスカレーターでゆっくり登ることになりました。
↓セキュリティチェックに並ぶ人たちの列
1等車の車内。座席が3席までの広々、この日は土曜日だったにも関わらずガラガラでラッキーでした。
コルドバに到着。
アトーチャ駅と同じくここもエスカレーターが長いフラットなもの。パリでは見かけません。
世界遺産・「コルドバ歴史地区」へ
駅から歩くこと10数分。「歴史地区」と呼ばれるエリアへ向かいます。
観光客がとても多く、特に団体でイヤホンで案内を聞きながら、、というツアーの方が多かったです。日本人ツアーにも遭遇しました。
我が家は旅の後半でスペインを横断された日本人ご夫婦と出会うのですが、スペインの様々な都市を巡ってきて特に良かったのが「グラナダ」「コルドバ」とのことでした。我が家は今回グラナダへは行けなかったのですが、コルドバは訪れることができて良かったです!!
目を奪われるほどの美しい街並みが続きます。
春夏であれば花が咲き誇ってさらに美しいようです。
お土産物屋さんには素敵な小物が並びます。写真下の黄色いラティス?にかけるようなものも。雑貨が好きな方にはたまらないかも?
見えてきました、メスキータ!
メスキータ
スペインに現存する唯一の大モスク。イスラム教とキリスト教が並存する大変珍しい教会だそうです。オレンジの中庭、二重の馬蹄形アーチ、ミナレット(小塔)などが見所です。
有料で中を見学できます。どこまでも続く、この美しい景色。「素晴らしい」の一言。
ここを見られただけでもコルドバへ来た甲斐がありました!というくらい満足。
メスキータを出てローマ橋へ。古代ローマ時代に造られたそうです。
アルカサル
どうしても行きたかった場所。こちらも入場料を払い中へ。中は入ってすぐから階段だらけのためベビーカーは入口脇に停めるようにとのこと。階段は持って上り下りすることも考えましたが確かに階段ばかり…。子どもがベビーカー寝ていたのでベビーカーは停めて夫婦で交代で見学しました。
イスラム文化圏へは旅行をしたことはありませんが、確かに今まで行ったどことも違う景色・美しさ。これがイスラムらしさなのでしょうか。
生のフラメンゴが見られました。
中も入れますが外が断然美しかったです。
ベビーカー置場
この後は歩いて街を眺めつつランチへ。
「花の小道(小径)」と呼ばれる美しい通りから。奥にメスキータも見えます。
ランチはガイドブックで見つけたこちらへ。お客さんが誰もいない…と思ったら開店前でした(汗)それでも通してくださる外国のゆるさが好きです。
メニュー
ガイドブックで気になった料理を注文しました。お酒で煮込んだお肉は割りと馴染みのある味。煮込み系のお肉が好きな方にはいいと思います。もう一品は食べなれない味。そんなに「美味しい!」という味ではありませんでしたが、残ったソースをパンに付けてついつい口に運んでしまう、そんな料理でした。違う文化の料理に触れるのもいい経験です。
帰りは来た時と違う道から駅へ。
こちらは都会的な街並み。
お土産にタイルでできたモザイク画調のマグネットを購入しました。
日帰りと駆け足での観光となりましたが十分楽しめました!スペインへ行かれる方には是非訪れていただきたい街です!!
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