オランダ旅行2日目の午後。ユトレヒトからアムステルダムを経由し、デン・ハーグへと移動しました。
デン・ハーグの目的はマウリッツハイス美術館でフェルメールの作品を鑑賞すること。
デン・ハーグ中央駅から徒歩でホテルへ向かいチェックイン。荷物を置いて美術館へ向かいます。ハーグは歩道が広く、休日は車通りが少なくてとても歩きやすいし歩いていて気持ちのいい街でした。
ちなみにアムステルダムで会ったUberの運転手曰く、
・デン・ハーグは政治の中枢機能が集まった「ワシントンD.C.」のような街
・ロッテルダムはビジネス都市
とのことです。ロッテルダムは観光しようにも訪れたいスポットが全然なかったんですよね。ビジネス街なら納得です。
当初3日目の朝に美術館へ行く予定でした。思いのほか早くデン・ハーグのホテルに着き、時間があったため2日目の夕方に行ってきました。
ホテルから向かう途中にビネンホフが見えます。壮観!
左の白い建物がマウリッツハイス美術館。想像していたよりも小さい。
チケットは事前購入可能
曜日、時間帯によってはチケット購入に並ぶようなので、オンラインでの事前購入がオススメです。チケットは日付指定ではなく購入日から1年間有効というもの。今回の私たちのように訪問日がずれたりすることもあるのでとても便利なシステム。
オンラインで購入すると入力したメールアドレスにPDFが送られてきます。それをスマホで表示し、QRコードを読み取ってもらい入館しました。
マウリッツハイス美術館
有名なフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示されている美術館。この美術館自体が宮殿のようで、美しく洗練された館内を歩いているだけで本当に気分がいいです。
白が基調の廊下。この上品な雰囲気にとても合う作品。
青い壁紙の部屋。落ち着いた青に茶色の額という組み合わせがシックで素敵です。
このような遊び心?も。
こちらの部屋はまるでヴェルサイユ宮殿のよう。ため息が出るほど美しい。
こちらも有名なレンブラントの「テュルプ博士の解剖学講義」
部屋ごとに壁や天井の色が変わって面白いです。そしてどれもとても上品な色合い。
そしてついにあの少女と対面。館内は全体的に混んでいますが、ここだけ異様。このようにみんな正面から写真に収めようとするので順番待ちが発生します。
かくいう私もちゃっかり正面から撮影。フェルメールは高価な青い絵の具「ラピスラズリ」を好んで使用したそうです。別名「フェルメール・ブルー」とも。
フェルメールのWikipediaを読むとラピスラズリを使えた理由などもわかって面白いです。
オランダの有名人のコラボ絵本。ミッフィ目線の可愛い絵の説明が面白いです。
美術が好きな方でなければデン・ハーグを目的にオランダ旅行へ行かれる方はそういないと思います。こちらの美術館は本当に全てが美しいので、美術好きではない方でも楽しめると思います。アムステルダムから電車で日帰りでもいける距離です。
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