今回の旅の目的のひとつが「氷河急行(特急)」。
赤ちゃん連れで全8時間の氷河急行の旅は厳しいため、一部区間だけ乗ることにしました。パリにいる間なら、また来られますし。
私たちが選択したルートは「Andermatt/アンデルマット→Brig/ブリーク」を氷河急行で、「Brig/ブリーク→Frutigen/フルティゲン」を普通列車、「Frutigen/フルティゲン→Adelboden/アデルボーデン」をバスで移動するものです。すべてGoogleマップで検索したルート。
チェディの目の前が駅なので、ギリギリまでホテルでのんびり。この街でのお土産は、駅内の売店くらいでしか見かけませんでした。
氷河急行は、もちろん一等車で
来ました!氷河急行!
自転車も乗り込めます。スイスの列車には、ほとんど自転車のスペースがありました。
一等と二等の違いは座席の広さで、どちらも窓は上まであるようです。それでもせっかくなので一等車両を。海外の列車あるある、座席はきれいに進行方向を向いてはいません。氷河急行もしかり。ただし、この時期?&平日?の氷河急行は割と空いていたので、写真チャンスの際は席を移って撮っているいる人がけっこういました。
車窓から。どんなへんぴ?と思われるところにも必ず集落がありました。
夏のためか、氷河、雪山はほとんど見えず。景色はいいんですがね。それでも個人的には、チューリッヒからアンデルマットへ移動した際の、普通の列車からの景色の方がきれいでした。湖+山、だったからかなぁ。もっと長く氷河急行に乗っていれば、もっと色々な美しい景色が見られるのかもしれません。それは次回に期待。
ブリークで途中休憩
氷河急行を降り、普通列車に乗り換えです。一時間ほど時間があったので、お昼ご飯+少しの街歩き。ここは駅から少し歩いた広場のようなところ。レストランがいくつもありました。
お店はどこも似たり寄ったりで…ピザのお店へ。店員さんい「ピザしかないけどいい?」と言われ、本当にピザしかなかった。(サラダとか無し。売り切れなのか置いていないのか不明)そんな残念なお店ですが、ムール貝など魚介が載ったこちらのピザ、かなり美味しかったです!1枚を2人で分けてもかなりのボリューム。十分でした。
ブリーク、お店はそこそこあるものの、見てみたいと思うところがなく…。今回の一瞬の立ち寄りで見た範囲では、まったく心惹かれない街でした。当初はこの街で一泊も考えていたので、アンデルマット泊にして良かった〜。
ブリーク→アデルボーデンへ!
スイスの列車は自転車持ち込み可なだけあって&列車の旅が多いからか、駅のホームへは階段、エレベーターの他、このようなスロープもありました。ベビーカー連れにもありがたい。
ブリークからは普通列車でフルティゲンへ。氷河急行とまとめて一等車での予約なので、一列に三席の座席でした。確か二等車は一列に四席だったような。スイスの駅員さんはみんな親切で、チケットを見て列車を探しているとすぐに声をかけてくれ、「この先の何番線だよ!」とか、「どこどこで何々行きへ乗り換えだよ!」などと英語で丁寧に説明してくれました。旅行者の中にも「私と同じ行先だから大丈夫!」と声をかけてくれる人も。素敵な旅行地です。
どの列車に乗っても山が見えます。スイスはどこもかしこも山なんですかね?
フルティゲンで列車を降り、バスの乗り換えは2分!バス停の位置もわからないのに焦ります。早歩きで駅を出て右手に、該当のバスがいました。記憶では駅前には何もなかったと思うので、バス停はわかりやすかったです。どうやら我々の目的地、アデルボーデンに行く人は多いようで、バスは2台に分かれ、ほぼ満員でした。もちろん地元の人も乗っていました。
アデルボーデンに到着
バスに揺られること30分、ついにアデルボーデンへ!我々が宿泊するカンブリアホテルは「アデルボーデンポスト」というバス停で降ります。郵便局ですね。このバス停はややバスターミナルっぽくなっていて、屋根があるスペースに他にもバスが停車していたりします。ここを出ると目の前がカンブリアンホテルです!
プールの写真からするとイメージが少し違う…。ホテルの詳細については別記事にて。
アデルボーデン街歩き
ホテルにチェックイン後、荷物をおろして街散策へ。スイスらしい木の家に、まるで合成かのような美しい山々!絵になります。標高が高い分寒いのか?それとも太陽に近づくので晴れていれば下より寒いのか?と服装に悩みましたが、朝晩は半袖では涼しく、日中は半袖で十分という気候でした。湿度は低いので気持ちいいです!
アデルボーデンの中心街だけあって、お土産物屋さんの他、普通にスーパーマーケットや町のパン屋さん、ケーキ屋さんなどがありました。
この街は水が安かったです!
店内にオシャレなカフェスペースがあるお店も。
歩きで大体は回れます。ここは街の中でも高低差があるところがあるので、それはゴンドラを利用すると便利です。(後述するゴンドラ利用時に、次の発車まで時間があったので歩ける距離だと思い歩いてみたらとにかく坂道をくねくね登ることになり、とんでもなく疲れました…)
水は安いと言ったものの、子ども用の普通のスニーカーが110スイスフラン!約12,000円!何かブランド物?それともやはり物価が高いのか!?
アデルボーデン編、続きます。
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