期間限定、今しか食べられない白トリュフを求めて!
イタリアの白トリュフ祭り
トリュフと聞いてイメージするのは黒トリュフではありませんか?実は秋のこの時期だけ収穫される白トリュフがあるのです。そしてそれがお祭りになっていると聞いてパリ在住中にどうしても行ってみたかったのです。
黒トリュフよりも更に鮮烈な香りで、自生のために希少性も高く、お値段も数倍以上するのが白トリュフです。採取してから香りが飛ぶのが早いため、鮮度が命と言われています。ピエモンテ州のアルバは、世界的に見ても白トリュフの一大生産地。ここで行われる白トリュフ祭はヨーロッパでも名物となっています。
(出典:豊穣の秋の宝石!伊ピエモンテ州・アルバ「白トリュフ祭」 | イタリア | LINEトラベルjp 旅行ガイド)
トリュフ祭りはイタリア各地で開催されているようなのですが、特に有名なアルバ(Alba)へ行ってきました。各お祭りについてはこちらを参考にしました。
トリノからアルバへの行き方
ネットで検索するとほぼ以下2つの情報しかヒットしませんでした。
①電車:Porta Nuova駅からCavallermaggiore駅で乗り換え、アルバへ(約1時間30分)
②バス:Fermata 51 - SPEZIA始発の2014番バス(Lingotto駅を通る)で(約1時間10分)
バスが便利そうなんですけどどうやらこれ普通の路線バス。ものすごい数のバス停に停まります。もしバスに乗って子どもがぐずってどうにもならず降りる…なんてことになったらリカバリーが聞かないエリアに降り立つことになりそうなので電車にしました。
Googleマップで検索するとLingotto駅から一本、乗り換えなし(約1時間10分)の電車が出るんですよね…ネットにその情報は無いのに。ですが結論、一本で行くことができました!
Porta Nuovaなどに滞在されている場合はまずLingotto駅まで行く必要がありますが、中間地点で乗り換えるより早々に乗り換えがあってあとはずっと座っていられる方が楽かな、と個人的には思いました。ただし白トリュフ祭り期間の電車はとても混むので座れないこともあります…。
※GoogleマップではPorta Susa駅から Alba駅までの直通電車が出ましたが乗っていないので不明。出るということは実際存在するんでしょうけど。
車窓から。時々こじんまりとした可愛らしい街(村?)が見えました。
Albaに到着!
祭りの街を歩く
予約していたレストラン方面へと向かいます。外にもアーケードにもお店がずらっと並んでいて歩くだけで楽しい!
街全体がお祭りムード。
白トリュフがいただけるレストランへ
事前に予約していた「Enoclub」。こちらの店舗は地下にありやや高級です。同じお店で地上・テラス席にある「Caffè Umberto」もあります。入口は一緒です。
↑テラス席 ↓地下
通常メニューの他に今だけのWHITE TRUFFLEメニュー!!物によっては黒トリュフバージョンもあるので白トリュフとの値段さがわかって迷う…。結局白トリュフと黒トリュフそれぞれをオーダーしました。
アミューズは秋の味覚を感じるキノコの一品
こちらはビーフのタルタル、黒トリュフ添え
美味!
そして登場!白トリュフ!
パスタ(40€)と、白トリュフが一番合うと言われている目玉焼き(45€)にしました。目玉焼きの方が高い!
目の前でスライスしてくださいます。
いい香りに包まれてシンプルな料理もとても美味しくいただきました。
Enoclub / Caffè Umberto
住所:Piazza Michele Ferrero, 4, 12051 Alba CN, イタリア Google マップ
トリュフ祭りの会場へ
レストランを後にし、お祭り会場のテントへと向かいます。
不意に現れる入口。会場はこちら→Google マップ
スマホで事前購入したチケット。本来は支払い明細の他にバーコード付きのPDFが送られて来るんですけど、購入が直前すぎたのか?それとも他の理由か?メールが届いておらず。担当者は何度もメール検索をしてうーんうーん唸っていましたが、結局チケットを購入していることが確認できたからと特別に入場させてもらえました。良かった、、
公式HPには「入場チケットを印刷すること」と書かれていて、スマホ提示でも入場できたのか結局わからずじまいでした。
公式HP https://www.fieradeltartufo.org/en/
2グラステイスティング付きのチケットを購入。こちらでグラスを受け取ります。首から下げられる袋付きで便利。ただし特にロゴ入り等ではないプラスチックのグラスでしたので、試飲後は荷物になるので捨ててしまいました。
会場は狭く、かなりの混雑!様々なイタリア グルメが売られていました。
出ました白トリュフ!このように並べてあるところもあれば、香りが飛ばないように?ケース入りで必要に応じてケースを開けるお店も。
一瞬350€!?と驚きますが、これはg?あたりの金額。実際は例えば左下のものなら20g?なので70€です。それでも高い。
ワインテイスティング。
白、赤、泡もありました。お好きなものを。
白トリュフを買おうか迷い、レストランで堪能したので「まぁいいか」と見送り。自分たち用のお土産を購入して会場を出ました。
帰りは来た道と違う道へ。
中世の格好(?)をした方達によるブースが出ていました。これは釣りっぽい遊び?
ぶら下がる飾りを棒で叩いたり
何かを投げています。
夕方の電車を取っていた&遅く行くと座れないので我が家はこれにて観光終了。
大人だけであればアルバに1泊してゆっくりお祭りを堪能するのも良いかもしれません。夕方の電車は混むので泊まって2日目の早い時間に帰ることもできますし。
道をずらせばこんなガラガラのところを通れます。
今年はもう申し込み不可ですがこのようなツアーもありました。
白トリュフを購入される場合はこのポイントにご注意を!
ポチッとしていただけると励みになります。