息子(4歳)がマッコウクジラにハマっていたので本物を見せたいと思い、いざ和歌山へ
最近は息子の興味に合わせて私の読む本も変わって、今は漫画の第九の波濤がお気に入りです。子供の興味が大学まで続けば、こういった進路もあるんだなという感じで読んでます。そして長崎も行ってみたい!
和歌山父子旅行
クジラの仲間のイルカ、シャチや小型のクジラは関東の水族館でも見られるけれど、どうしても大型の鯨が見たい。ということで大型のクジラに会える水族館とホエールウォッチング体験を旅のメインとしました。
有名どころのアドベンチャーワールドと白浜エネルギーランドは子どものテンション次第でいければと考えていました。
南紀白浜はJALマイルの消化と南紀白浜マリオットホテルでマリオットプラチナ修行もサブテーマ。
旅程はこんな感じで各日でアクティビティをまんべんなく用意しつつ、それぞれでは時間的余裕も確保してみました。ですが、いくつも波乱が起きて、予定通りにはいかず。。。
1日目
早朝 JAL便で羽田7:25発の便で南紀白浜へ
空港発のリムジンバスで南紀白浜から太地町
昼前には「太地町立くじらの博物館」
那智勝浦ステイ
2日目
早朝 那智勝浦でホエールウォッチング
午後 紀勢本線で南紀白浜へ
南紀白浜マリオットステイ
3日目
午前 アドベンチャーワールド
午後 JAL便で南紀白浜から東京へ
自宅から羽田空港へはニアミー・エアポートを使いました。
理由は①定額でタクシーよりやや割安ということ、②早朝便なので公共交通機関で子どもがぐずったりした時の乗り遅れリスク。
イメージとしては行先が決まっている乗合のタクシーといった感じでしょうか。乗合の人がいなかったこともあり、二人でゆったり、さらに予想以上に早く着いたのでラウンジでトイレ休憩する時間もありました。子連れ旅にはかなりおすすめです。
あと南紀白浜空港から那智勝浦へは南紀白浜駅経由で紀勢本線でよかったですが、空港からの直通バスが便利でした。
太地町立くじらの博物館
施設名は博物館ですが、実際は水族館と博物館を合わせたような場所でした。水族館としてはあまり出てこないようなので穴場かもしれません。
空港から荷物を持ったまま来ましたが、館内の1階にコインロッカーがあるので身軽に行動できました。
通常の水族館と同じようなイルカショーに加え、写真撮影などが有料体験できます。ですが、個人的にはクジラショー、ふれあい桟橋でのクジラに餌あげ体験、カヤックアドベンチャーがここでしか経験できないものだと思っています。
コロナ禍でアクティビティの数は減っているようですがこれだけでも充分なくらいでした。コロナ以前はイルカのトレーナー体験やビーチでクジラに触れ合ったりできたようです。
クジラショー
桟橋でハナゴウドウ、オキゴンドウなどがイルカショーのように飛んだり、回ったりしてくれます。かなり大迫力でした。
餌あげ体験
桟橋で泳いでいるクジラに餌(小魚)をあげられます。どのくらい混むのかわからなかったので事前に↓のじゃらんネットで予約していきましたが必要ありませんでした。。じゃらんでは1500円の入場料と300円の餌がセットで1800円で現地価格と同じですが、事前予約の安心感とじゃらんのポイント分はお得です。
小さいバケツに入った餌はそこまで多くなく、すぐなくなってしまうので何度もせがまれるかもしれません。ふれあい桟橋前の小屋でバケツ一杯300円で購入できます。
じゃらん
【太地町立くじらの博物館】予約・アクセス・割引クーポン - じゃらんnet
カヤックアドベンチャー
カヤックに乗って、手が届くところで顔を出すクジラに餌あげ。幼児でも楽しそうに餌をあげてましたが、大人の私はオキゴンドウの大きな口に少し恐怖を感じました。
対象年齢は3歳以上で一人1000円で所要時間は10分程度。こちらもふれあい桟橋で申し込みです。ライフジャケットと防水のつなぎを無料で貸してくれるので安心。スタッフの方が写真を撮ってくれました。
イルカにタッチ
2時間おきに行われるイルカショーの後に行われています。
ステージ上でイルカにタッチ、そして写真撮影。こちらは1人300円。
魚ではないので鱗はありません。とはいえ見た目から想像されるようなツルツルの触感ではなくて子どもも少しびっくり
他の見どころ(博物館内)
一番奥の海洋水族館(マリナリウム)とふれあい桟橋に白いハナゴンドウ、アルビノイルカがいます。
あと博物館の売店は他では見たことないくらいクジラグッズが豊富でした。博物館限定のクジラマスクを買いました。
他の見どころ(博物館外)
博物館とJR太地駅の間に「太地町道の駅」があります。ここでは地元の特産品の売店とクジラを使った料理が食べれるレストランが併設されてます。
今ではあまり食べる機会もなくなったクジラなので興味がある方はぜひ。魚というよりはお肉という感じでした。
ホエールウォッチング
国内でホエールウォッチングができるのは以下のような感じでした(大きいクジラ限定)
今回は子供が好きなマッコウクジラが見れるということで和歌山をチョイス。万が一、天候不順でホエールウォッチングが開催されなくても上記の「太地町立くじらの博物館」でクジラが体験できるのも理由。
国内のホエールウォッチングスポットまとめ
都道府県 | 場所 | 見れるクジラと時期 |
北海道 | 知床(羅臼) | マッコウクジラ:7月~10月 ミンククジラ:4月~8月 ツチクジラ:2月~10月 |
北海道 | 室蘭 | ミンククジラ:6月~8月 |
東京 | 小笠原諸島 | ザトウクジラ:2月~4月 マッコウクジラ:12月〜2月 |
和歌山 | 那智勝浦 | マッコウクジラ:4月~9月 |
高知 | 桂浜 | ニタリクジラ:4月~10月 |
高知 | 大方 | ニタリクジラ:4月~10月 |
高知 | 室戸 | ニタリクジラ:4月~10月 マッコウクジラ |
沖縄 | 那覇 | ザトウクジラ:12月〜4月 |
沖縄 | 北谷 | ザトウクジラ:12月〜4月 |
沖縄 | 本部 | ザトウクジラ:12月〜4月 |
ここまで書いていますが、予約していたホエールウォッチングは天候不順のため開催されませんでした。。。
コロナ禍ということもあって那智勝浦のホエールウォッチングは土日のみ、かつ参加人数が3人以上でないと開催されないようです。翌日の天気を見て、前日お昼過ぎまでに開催の可否を連絡してくれるシステムとなっていました。
東京(竹芝)から小笠原の父島までフェリーで24時間かかりますが、子供の興味があるうちに一度フェリー旅もしてみたいものです。
泊まったホテル
①休暇村那智勝浦
那智勝浦のホエールウォッチング会社と提携しており、早朝の送迎があったので宿泊しました。ここに宿泊するとホエールウォッチングの割引もありました。
館内は温泉が充実しており、太平洋を一望できる露天風呂は最高でした。夕食、朝食で提供された地元のマグロも美味しかったです。
②南紀白浜マリオットホテル
「温泉ビューバス付プレミアムルーム」
スタンダードな部屋を予約していましたが、マリオットのプラチナ会員だったことで「温泉ビューバス付プレミアムルーム」にアップグレードされました。写真のように部屋奥の窓際にお風呂がついているお部屋です。
我が子は部屋に入った直後から大興奮でずっとお風呂に入っていました。
室内とは別に大浴場のあるフロアの貸し切り風呂にも入ってみました。景色は室内と代り映えしなかったので、温泉ビューバス付ルームの方は借りる必要はないかもしれません。
プラチナ特典
ラウンジはありませんが、1階のロビー横のバー内で軽食、ドリンクのセルフサービスがありました。ご飯まではいかないですが、小腹は満たせるレベルです。
またプラチナ特典で朝食を選択しました。
豪勢で親子とも満足でした。
南紀白浜のアクティビティ
アドベンチャーワールド
言わずもがなの南紀白浜の一番のスポット。ホテルでチケットを購入。水族館と遊園地と動物園が一体となったような場所でした。
入園直後に購入したスタンプラリーのおかげで、まんべんなく回ることができました。どんな子どももハマる場所があると思うのでぐずって帰るということはないと思います。
我が子は「水族館エリア」と「わくわくキッズジャングル」でした。
白浜エネルギーランド
南紀白浜マリオットホテルからは徒歩で3分ほど。私たちが行ったときはコロナ禍で休館中でした。。
京都大学白浜水族館
南紀白浜マリオットホテルからは車で5分ほどです。大型の魚は少ないですが、種類が多いので楽しめました。