パリ〜リール週末旅行の帰りのTGVが遅延したのでオンラインで払い戻ししてみました。
日本のJRも2時間以上遅延した場合は特急券の払い戻し制度があるらしいです。知りませんでした。EX-ICカードなど一部を除いて、日本は紙の定型チケットが主流なので窓口対応のようです。そもそも日本の新幹線、特急が2時間も遅れるのはよっぽどのことなので、オンライン対応でわざわざやる必要はないかもしれませんね。
リール→パリで事故!
久しぶりの電車旅。行きは問題なく到着、帰りにまたもや遅延に遭遇。
パリとリール間は本来ならTGVで1時間程ですので週末旅行、パリ滞在中に足を延ばす場所としては手軽な街だと感じました。結局帰りは1時間遅れの2時間かかりました…。
今回はTGVですが、以前出くわしたThalysの遅延と払い戻しの記事はこちら。
今回は電車に乗って走り始めて20分程経過した頃、急に電車が停止しました。 そして「パリ北駅で線路に人が入ったので一旦停止します。」とのアナウンス。最近の我が子は電車から景色を見るだけでは満足出来ず、電車の中を歩き回りたがるので早めの復旧を願いつつ待機していました。
その後何度か停止、出発を繰り返し、再度アナウンス「この電車は30分以上遅れるので一部払い戻しされます。つきましてはオンラインで手続きしてください・・・」
Thalysでは車掌と他のお客さんの会話で払い戻しの件を知ったので、アナウンスのあった今回は良心的でした。
払い戻しの条件
SNCF(フランス国鉄)の公式ページによれば、
- 対象の電車は高速列車のTGVおよび特急のIntercites
- 遅延の程度は30分以上
- チケットの種類は問わず(正規の値段、割引チケット等)
いつからこうなったかは分かりませんがチケットの種類を問わないのは結構太っ腹な気がします。
どれだけ返ってくる?
フランスでは特急料金と乗車料金が別れていないので、チケット代総額に対して返金となります。例えば100€のチケットで1時間遅延した場合、返金額は25€ですね。
返金率
30分から2時間の遅延 →25%
2時間から3時間の遅延 →50%
3時間以上の遅延 →75%
払い戻しの手続き方法
まずはSNCF(フランス国鉄)のG30(30分以上の遅延への保証制度)の手続きページへいきましょう。サイトはこちら↓
手順
- チケット購入時の予約番号(アルファベット6文字)を入力
- 氏名、メールアドレスなどの必要情報を入力
- 返金方法をクーポンか銀行振込か選択
- 払い戻し申請が終わると返金額が書かれた自動メールが送られてくる
私は次回の予約で使えるクーポンコードを選択しました。申請の翌日にはメールで返金額相当のクーポンコードが送られてきました。(オンラインとはいえ迅速な対応に驚きました)
フランス(ヨーロッパ?)では結構な頻度で遅延に遭遇するので、その際は参考にしてください。
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