今回は観光スポットについて紹介します。
その前にまずパリからの移動等についても紹介します。
パリ・プラハ間の移動
飛行機で約1時間45分と行きやすい距離。今の時期は往復で1人200€ほど。ヨーロッパ内をけっこう旅行してきましたが、プラハ空港は他の空港に比べて往復便ともに(特に復路)機体が大きめでかなりの人数が移動していた印象。
実際には1泊2日を最大限活用するため、金曜日にCDG内のシェラトンに宿泊し、朝7時台出発のフライトでプラハへ。この時期はちょうど朝日が昇るのが見られて絶景でした。
CDGシェラトン宿泊記はこちら。このオリジナルおもちゃはもう無くなった模様です…残念。
12月のプラハ。着陸時に天気が悪く街が見えない…と思っていると突然現れた空港、そして雪!!寒いのは予想していましたが雪が積もっているとは思っていなかった、そして周りもそうだったのか機内で歓声、どよめきが上がる。
プラハ空港からはUberで旧市街のホテルへ移動しました。チェコ国内では現時点でプラハのみUberが利用可能のようです。片道30分ほど、ドライバーは英語が通じました。
到着ロビーには巨大なチェスが。
プラハ観光の必要日数
ひとつのスポットに長居しなければ1日あれば回れると思います。メインの観光地は旧市街とプラハ城。もっと滞在日数が長い場合は新市街や市外へ足を運ばれてもいいかもしれませんね。
あとは冬は寒さとの戦いでしょうか…。手袋をしても手が冷たくなるので貼らないタイプのホッカイロ(手を温められるように)、あとは靴下に貼るタイプもあるといいです!!そうでなければ途中でカフェ休憩を入れてあたたまったり、一旦ホテルに戻るなどしないと辛いかも。大人はずっと歩いていれば足(靴)はまだマシなんですけど、子どもは歩いていないと足が冷えきってしまうので特に気をつけてあげてください。
街は日中見ると建物がカラフルなことがわかります。夜の街並みも綺麗ですが日中もとても綺麗なんです。晴れれば特に。
我が家は初日に一気に観光してしまう予定で「トラム/地下鉄/バス」の1日券を購入しました。チケットは駅、トラムの停留所、タバコ屋などで買えるようです。ホテルで最寄りの購入可能場所を聞くと教えてくれると思います。滞在先によりますが、我が家はトラム移動が一番便利でした。
↓トラムの路線図はこちら
http://stary.ropid.cz/data/Galleries/97/d895_3_en_A4_Tramvajovy_provoz_2015-12.png
プラハ城 観光
まずはホテルからトラムでプラハ城へ。高台にあるのでこのような壁伝いに登っていきます。
途中で見える景色が美しい。夏場も綺麗なんでしょうけど雪景色もまた特別感があって良いです。
↓登っていくと長蛇の列に遭遇(左)。チケット購入の列ではなくセキュリティチェックの列。10:00頃に行って30分くらい並んだと思います。この日は13:30頃には列は無くなっていました。
30分も並んで体が底冷えしたので、お昼も兼ねて近くにあったカフェに入りました。ロブコヴィツ宮殿にある「Lobkowicz Palace Cafe」です。カフェの隣はミュージアムになっています。
★本日のスープ(トマトのようなボルシチに近いような酸っぱめのスープ)
★ラップサンド(中身はチキンとシーザーサラダ)
両方ともボリュームがありますし美味しかった!この他にキッズメニューもあってチキンプレートをオーダー。柔らかいチキンフリットにフライドポテトとサラダのワンプレート。これもボリュームがあり、この3皿を3人でシェアで十分でした。
カフェを後にし、奥へと進みます。
途中にクリスマスショップが。ツリーのオーナメントはボンマルシェと同じものが1/2〜1/3価格で売られていました。
見えてきました!「あれがプラハ城!確かに大きい〜」と遠くからずっと思っていたんですけど、実はこれは「聖ヴィート大聖堂」。では世界一大きいとはどこ?どれがお城?
プラハ市公式観光ポータルサイトによると、プラハ城は『旧王宮、執務室、キリスト教協会、要塞、庭園、絵になる一角で構成されている』そうです。(協会は教会でしょうか?)なので建物ひとつを指してお城というわけではないんですね。今までそういうお城ばかり見てきたのでなんとも慣れません。
↓プラハ城について詳しくはこちらへ
プラハ城 (Pražský hrad) - Prague.eu
続いて聖イジー聖堂。
プラハ城で保存されている教会建築では一番古く、チェコのロマネスク様式の建築物の中では最も良く保存されています。920年ごろ ヴラディスラフ1世大公によって造られました。12世紀に改築され、 バロック様式のファサードは17世紀のものです。見所は聖ヤン・ネ ポムツキー礼拝堂と聖ルドミラ-聖ヴァーツラフの祖母でチェコ最 初のキリスト教殉教者-礼拝堂です。(出典:プラハ市公式観光ポータル)
色使いといいデザインといい、目を引きます。
聖イジー聖堂の隣には、マリア・テレジアの名を冠した「Empress Maria Theresa Entrance」がありました。
今回は聖ヴィート大聖堂だけ見学。無料で入れるところと有料のところと別れています。
広く、高く、荘厳。ステンドグラスは物によって色味が全然違って珍しい気がしました。
近くにあるスタバから見えるプラハの街が美しく、「世界一美しいスタバ」と言われているようなので(そう言われているスタバって世界にいくつもありますよね…)、興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。ただ、スタバに限らずこの辺りにあるカフェ・レストランの多くはテラス席があり景色が良いようです。私たちが行ったカフェもそうでした。
旧市街「共和国広場」周辺
プラハ城から川を挟んで反対にあるのが旧市街。
主に左側「旧市街広場」と、右にハートのついた「共和国広場」に観光スポットが固まっています。他にもありますが、我が家は今回はここを回りました。
まず地図右の「共和国広場」付近から。↓左が火薬塔、右が市民会館。
火薬塔はプラハ市公式観光ポータルによると「1475年に造られ、チェコの王様の戴冠式の行列が街に入る際に通った旧市街への入口。以前は銃の火薬庫として使われていた」そうです。偶然かもしれませんが、すすけたように黒くなっているのがいかにも火薬塔という感じです。
市民会館は「のだめカンタービレ」にも登場したそうで、中を見学したりレストランが入っていたり、コンサートに使用されたりもしています。とても美しい建築です。
コンサート情報はこちら→http://www.obecnidum.cz/en/
共和国広場はあまり広くはありません。ここにあるショップングモールPALLADIUMには多くのお店が入っていて飲食店もたくさん。気軽に食事をされたい方にはオススメです。
黒い聖母の家。チェコにしかない建築様式「キュビズム建築」で建てられているそうで、内部ほど楽しめるようです。それを知ったのが旅の後で…我が家は見学しませんでした。
こちらのサイトが参考になりましたて
世界中でプラハだけのキュビズム建築「黒い聖母の家」の楽しみ方 | チェコ | LINEトラベルjp 旅行ガイド
旧市街「旧市街広場」周辺
広場をぐるりと囲むように素晴らしい建物が建っています。
↓左がキンスキー宮殿、右がティーン教会(ティーンの前の聖母マリア教会)。
↓左が旧市街市庁舎とプラハの天文時計、右が聖ミクラーシュ教会。
「旧市街市庁舎とプラハの天文時計」はプラハ市観光ポータルによると…
1338年に旧市街の自治オフィスとして創立されました。塔、出窓の 礼拝堂からなるゴシック様式最古の複合建築で、壁の豊かな装飾は 14世紀後半のものです。天文時計(15世紀初頭)には09.00–23.00の 間の毎時丁度に、仕掛け時計で12人のキリストの使徒が現れます。下部分は暦板で、1865年ヨゼフ・マーネスによる黄道十二宮のシンボルが描かれています。市庁舎東側のネオゴシック様式の部分は 1945年8月5日の空襲で破壊されましたが、修復されずそのまま残っています。
素晴らしい時計の写真は、以下サイトの「3D virtual tour」より画像をお借りしました。
旧市街市庁舎と天文時計塔 (Staroměstská radnice s orlojem) - Prague.eu
時計塔の展望台には登ることができるそうです。同じく「3D virtual tour」より画像をお借りしました。下でももちろん美しい広場ですが、街を見下ろすのも本当に素晴らしい眺めです。
旧市街広場はこのようにカラフルな建物があるので日中も素晴らしいです。
広場に限らずプラハの街並みはカラフルで、他の街とは違う雰囲気で素敵でした。
そして夜も
時計塔と同じ通りにはU zlatého rohuという珍しい建物も。ここを過ぎて川まで向かうとカルレ橋へ到着します。
我が家はここまでで観光終了。今回はクリスマスマーケットを目的にプラハへ行き、観光情報はネットで探しました。なのでざっと観光できただけでも満足でした。
ガイドブックがあればもっと色々回れるでしょうし、より深く知識を持って観光できますね。パリで暮らしていると欧州内を気軽に旅行できるのはとても嬉しい反面、当然ですが日本のガイドブックが手に入りづらいのが難点でもあります。
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