ディナーで訪問。
「Pertinence」は日本人シェフのお店で、今年ミシュラン一つ星を獲得されています。
Pertinence「ペルティナンス」
内藤隆乃介(ないとう・りゅうのすけ)
「タイユヴァン」「ル・ムーリス」「アントワーヌ」で経験を積んだ内藤シェフ。マレーシア出身のパートナー、リュウ・クウェン(Liew Kwen)シェフと昨年4月にオープンした店が、早くも星獲得。(出典:http://soen.tokyo/culture/news/paris180207.html)
夜でもわかる上品なお店。
メニュー
コース、アラカルトのどちらでも頼めます。この日はシェフのおまかせ・6皿105€のコースにしました。
コースメニュー
アミューズブーシュはじゃがいものスープ。
素材の味が活かされていてるものの野菜の臭み等はなく、アミューズにふさわしい一品。
パンと塩バター。カリとしたパンには塩っ気のあるバターがよくあうと個人的には思うのでとても美味しかったです。
前菜1皿目。海老とカッペリーニの組み合わせ。海老は少し生っぽさが残っていて、その分柔らかい。プリッと歯ごたえがある海老料理が多い中で珍しい食感。(繊細な日本人、生の魚介文化で育ったかどうかはわからないけれど日本人シェフゆえ?)
パスタまで美味しくいただきました。
前菜2皿目。フォアグラとキノコ。フォアグラは焼き目部分が美味しいんですよね。味付けもバッチリでした。
お魚料理はシーバス。パクチーがいいアクセント。
お肉料理はチキン。チキン全体にかかる生クリーム感が強いソースが重かった…。隣にあるバルサミコのソースで味を変えても重くくどくて正直全部食べ切るのが大変なくらい。(個人の好みによるとは思います)
ここは珍しくチーズが選択制ではなくコースに含まれています。この日はコンテチーズや梅を使ったジャムなどが出ました。
デザートはマンゴーとピニャコラーダなど。さっぱり系で美味しかったです。
最後にチョコレート。
チキンだけが残念でした。あとは少し高いのでコースにチーズを含まずに105€より少し安くなるといいかなぁ。
店内はあまり広くはないのですが、それでも満席の中サービスの方一人で対応されているのが印象的でした。あまり待つことがなかったので「一人でも回せるのか!」という驚き。
最後に内藤シェフが見送りにきてくださって、一言二言話しただけですがとても感じのいい、優しさが伝わってくる方でした。チキンを厳しく書いてすみません、あくまで個人の好みの話です。。(もしくは体調が悪かったから重かったのかも)
Pertinence
29 Rue de l'Exposition, 75007 Paris
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