少し前まで怒涛のミシュランウィークでした。
ラルケストに続いては、シャングリ・ラ ホテル内になるラベイユへ。パリの街並みに溶け込む、素敵なホテルです。
中に入ってフロントでレストランの場所を尋ねると、わざわざレストランまで案内してくれました。ラベイユ手前にもうひとつレストランがあったのですが、こちらも雰囲気が良さそうでした。
19:30の予約。時間が早いため、まだガラガラです。遅くなるにつれて満席になりましたが、ホテル内ということもあり?、ほとんどが外国人のようでした。英語ばかりでフランス語が聞こえてきませんでした。
メニューはコースとアラカルトで選べます。せっかくなので、シェフのおまかせ(230ユーロ)にしました。
オススメされたロゼでスタート。
さすがの繊細なお料理。
下まですくいきらずにムース部分を食べたら味が薄かったです…。一番下の層まで一気にすくって食べましょう。
フランスのきゅうりは生食に適していないと個人的には思うので、この生のきゅうりは日本の方が美味しかった…。素材を活かしきれていないように感じました。
揚げ春巻きのようなものにチーズをつけていただきます。が、このチーズはあまりつける意味がなかったような。
お魚料理
お肉料理
チーズはワゴンから選べます。この時点で既にかなり満腹という…。
デザートは2品。サクサクとふわとろ、甘さと酸っぱさがマッチしています。
最後は「なるほど〜!」と思わせてくれたもの。店名の「ラベイユ」はフランス語で「蜂」。蜂の巣をイメージした、蜂蜜のできたデザート。「謎はすべて解けた」ではありませんが、「やられた〜!」と思った一品でした。
夜も更けて、ほろ酔いのお客さん達で賑やかです。
先ほど最後の一品と言いましたが、この後にさらにチョコが来ました。もう満腹でチョコさえも入らず、ダメ元で「持ち帰りできますか?」と聞くと、快く包んでくれました。さらにはお土産に瓶入りの蜂蜜をいただきました。サプライズ(というか付くとは知らなかっただけ)だと嬉しいですね。
とまぁ、かなりの品数でしたので最後は苦しかったです(笑)ラルケストに続いて来たのでどうしても比べてしまうと、値段を抜きにしてもラルケストの方が素材の味を活かしきっていると個人的には思い、断然ラルケストの方が上でした。そして、実はこの後日本からお客さんが来たので、またラルケストを訪問したのでした(笑)
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