日本食材のお店は数あれど、ひとつの県に特化した珍しいお店です。
前回ちらっと書いた「魚沼産コシヒカリしか食べない娘さん」がいるフランス人の友人夫婦はこちらでお米を購入しているそうです。
お店のコンセプト
Kinase=きなせは、新潟弁でいらっしゃいを意味している。フランス人が思う新潟をイメージしてフランス人インテリアデザイナーが店舗デザインを担当。日本の接客にこだわり、新潟特産の日本酒や食品、伝統工芸品を展示販売する。
(出典:パリに新潟のアンテナショップが誕生! 「Kinase」パリ6区にオープン | SINCE. - ブランディングマガジン)
お店に入ってすぐに日本酒がお出迎え。さすが新潟ですね。
日本酒が飲めない方・お子さんにはジュースもあります。右の「ル レクチエ」というのは聞きなれない果物なんですが、洋梨の品種だそうで原産国はフランス、日本では新潟県が主な産地なんだそう。フランスへ里帰りというイメージですかね?
元々黒斑病・尻くされ・輪紋病等が発生しやすいなど病気に弱いうえ、実が風で落下しやすい。長期追熟のための広い保管場所が必要なことなどから生産は難しい。「洋梨の貴婦人」「幻の洋梨」とも呼ばれる。現在は原産地のフランスでもほとんど生産されておらず、2018年12月にはパリの一つ星レストランで、新潟から輸出されたル レクチエが料理業界関係者に振る舞われた[1]。
(出典:ル レクチエ - Wikipedia)
食器や伝統工芸品も
和食や日本酒に合う食器のほか、日本っぽい製品も色々見られます。日本好きのフランス人へのプレゼントにも良いかもしれません。
包丁などの刃物類も有名なんだそう。大人になったら(?)きちんとした包丁を持つのも大事ですよね。
新潟といえば爪切り?
我が家では頂き物のSUWADAの爪切りを愛用(こんな商品があるとは知らなかった!)。ネイルサロンでも使用されている、プロも認める切れ味なんだとか。
ヨーロッパでもオンラインショップがあるほか、実はフランスでも買えるらしい。
取扱店一覧はこちら
https://www.suwada.co.jp/shop_ja
日本が恋しくなると時折のぞいてみたくなるお店です。
Epicerie japonaise "Kinasé"
住所:28 Rue du Dragon, 75006 Paris, フランス
https://www.kinase-boutique.com/index.php?id_cms=11&controller=cms&id_lang=2
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