子連れ旅行者目線での振り返り。
北欧は「子どもに優しい」「子持ちに優しい」、「福祉が充実して育てやすい」と聞きます。在住者ではなく旅行者にはどうなのでしょうか?フィンランドを旅行してみた感想です。
良かった点
・公園が多く砂場等におもちゃがある(持っていく必要なし。古いけど)
・ベビーカーを押している人は乗車賃が無料(ヘルシンキ)
・段差がないので電車、トラムにベビーカーで乗りやすい
・レストラン(ミシュランでも!)にはだいたいハイチェアがある
・長距離電車にはプレイエリアがあるところも
・ムーミンワールドではトイレにオムツが備え付け
・市販のベビーフードが充実
困った点
・時々ボコボコの石畳がある
・歩道にいくつも排水溝があるのでベビーカーの車輪がはまって歩きにくい
→パリの歩道は車道に向かって傾斜がついているので雨が歩道にたまらないようになっています。ベビーカーが押しづらくて困るんですけどね。ヘルシンキは歩道は平らで地面に排水用に半円形の溝が彫ってありました。これが定期的に設置されているのでベビーカーがガタンとなり不便。ガタンとなれば乗っている子どもに響くし、それを防ぐためには上を通るたびに車輪を上にあげて通り越す必要があり、普通のベビーカーではすんなに歩けませんでした。現地のベビーカーはみんな巨大バギー。(おそらく)ヘルシンキの乗り物の多くはバリアフリー、持ち上げる場面があっても誰かが必ず手を貸してくれるので一人で持ち上げる必要がない=軽量である必要がないのかな?と推測。巨大バギーは地面がボコボコでも排水溝でも平気で通過できていました。
・1階が階段を数段上がった造りの建物が多くベビーカーで上がりづらい
→ホテル入口はさすがにバリアフリーでしたがレストランやショップなどはなぜか階段を3〜5段ほど上がった入口が多かったです。子ども・子連れに優しいはずなのになぜなんでしょう?水害が多いとか…?聞いたことないけど。
と、子連れに優しいのか優しくないのかよくわからない街でした^^;
帰りの空港のプレイルーム。
基本的には調乳、オムツ替え&子ども用トイレの部屋と行った感じで遊ぶ広さもおもちゃもありませんでした。
ネットで見た情報によるとフィンランドでは離乳食を手作りすることがないようです。共働きだからですかね?なのでフルーツピュレからお野菜・お肉・お魚を用いた瓶詰めまで種類が豊富!ベビーフードに使われている食材は基本的にはパッケージに載っている絵や写真で判断できます(トマト、サーモンなど)。味付け用のハーブなどは文字だけですが。原材料は少ないと思うので翻訳しても手間ではないですし、まだ離乳食期であれば大量にベビーフードを持って旅行するよりは現地調達が楽だなと我が家は思いました。
チューブ(?)タイプのフルーツピュレはデザートやおやつにお手軽でオススメ。ぐずった時にも(笑)
フィンランドならでは!?ムーミンデザインのオムツがありました。オムツも現地調達の方がかさばらないかな?パンパースなどもあります。
あとは子連れの話には関係なく、フィンランドの方はほぼ全員がきれいな英語を話すので「旅行しやすい」これに尽きるかもしれません。なのでこちらも気にせず誰にでも英語で質問ができて助かりました。嫌な顔もされませんし!レストランでも英語メニューがありましたし、なくてもお店の方が英語で教えてくださいます。旅行者も英語話者がとても多かったです。
ヨーロッパの中では日本に近いフィンランド、観光客に優しくて魚料理も多く日本人の口にも合い、ムーミンやマリメッコも充実。日本からの旅行でもオススメです!(まとめ方は子連れ旅行関係ないですね、、)
★フィンエアー
https://www.finnair.com/jp/jp/
★旅行会社
http://www.jtb.co.jp/kaigai/area/finland/
https://www.travelbook.co.jp/topic/16512
https://www.tumlare.co.jp/guide/finland/
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