寄港地2箇所目はギリシャのコルフ島(ケルキラ島とも)。
コルフ島。日本人には馴染みがない、というか聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。ヨーロッパではバカンス地として人気らしいです。他のクルーズ船も同日にコルフ島へ。まだバカンスシーズンではない5月でもこうしてたくさんの観光客が来てくれると島も賑わいますね。
我が家の観光プラン
ここもバーリ同様そんなに見所はなさそう。なのでオプショナルツアーには申し込まず、お昼前に寄港なので行きたいレストランの候補を事前にいくつかピックアップ。あとは歩いてのんびり散策をしようというくらいのゆるいプランでいました。
中心部までは歩く前提で島に降り立ったのですが、到着してみると以下の移動手段がありました。事前のネット検索ではあまり情報が見つけられなかったんですよね。
観光方法①タクシー
この島にも客引きが。まずはタクシー。「1時間70ユーロでどう?こんなルートで◯◯まで観光できるよ!」と勧誘される。自力で回るのは難しいのでそれなりに魅力的ではあるものの、島を見下ろす高台まで行けるか尋ねると「No」とのこと。なので断って歩いていると次の運転手が声をかけてきて、同じプランで「50ユーロでどう?」と。声かけ順による値段(値下げ)は談合ですね。当たり前か?
観光方法②バス
タクシー運転手の人だかりを通り過ぎるとその場で申し込めるツアーバスの勧誘が。循環バス式で何台も走っていて各バス停で乗り降り自由。1バス停で20-30分間隔の運行だったかな?日本語はありませんが英語対応の音声ガイドもあります。街の中心部まで歩いて行こうと思っていましたが、まあまあ距離があるのでこれは便利!
バスは2社運行していて値段は2ユーロほど差があり、安い方の会社に申し込みました。同じバス会社内でも確かルートが2パターンあり、「近場だけを回るもの」「遠くのアヒリオン宮殿まで回るもの」があったと思います。船に戻る時間が厳しそうなので近場のルートで申し込みました。大人1人15ユーロだったと思います。
港周辺の様子
正直廃れた印象。建物は古く閉まっているお店も多い。ただし午後休憩中という可能性もあるので閉店しているかどうかは不明。
コルフ島中心部
バスに乗って一気に中心部へ。かなり賑わっています。ここまで来る途中にもいくつか降りて観光できそうなスポットはありましたが、我が家は子どもがバスで寝たので中心部まで行きました。
夏は帽子がなければ現地調達もいいですね。
通りが広くお店が開放的。美しい街並みです。
パリ、ヨーロッパでは当たり前に見かけるテラス席。ここは街並みにあっていてとても雰囲気がいいです。
こんな感じのところをのんびり散策しました。
超・超オススメ!海鮮レストランFishalida
ランチは事前に調べた中から Fishalida というお店をチョイス。明るい店内。爽やかな配色がギリシャっぽいです。
メニューは迷いに迷ってまずはタコ、海老、魚介のすり身のようなものをオーダー。食べてみて追加オーダーしようと思っていたら結構な量が運ばれてきた、、。なんとこれらの前菜、このボリュームで一皿5ユーロほど!パリなら10ユーロでも食べられない気が。そしてどれも絶品!!!感激。
シーフードパスタも外せない。味はもちろん◎!!
正直お腹はかなりいっぱいだったけれど、せっかくだからもう一品いこう!とお店の方に聞いたオススメが鰯料理。単純に焼いただけのようではありますが、素材の良さかオリーブオイルが良いのか、これまた絶品。
こちらのお店、隣の魚屋さんから魚を仕入れて調理していました(途中途中で魚が運ばれてきていました)。魚は新鮮でしたし何より本当にどれも美味しくて。これだけ食べてワインのキャラフを付けて全部でたった35ユーロくらいだったと思います。
コルフ島に立ち寄るクルーズプランの方には本当にオススメのお店です。我が家はこのお店に来るためだけに再度コルフ島を訪れたいほどです。
Fishalida
住所:11, Lochagou Spiridonos Vlaikou 1, Kerkira 491 00 ギリシャ
心もお腹も満たされ、時間もちょうどよくなってきたので帰りは歩いて船に戻りました。途中、行きのバスから見えたマーケットがあります。立ち寄らなかったのでどんなものが売っているかは不明。時間がある方はギリシャの島のマーケットがどんなものがのぞいてみるのも楽しそうですね。
素晴らしいレストランに出会え、コルフ島の旅が本当に素敵なもの・思い出となりました。
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