滞在中、ゲタリアという街にあるミシュラン一つ星 ELKANO をランチで訪れました。
ここはブルームバーグの記事でも取り上げられたお店です。
わざわざ行く価値あり-世界のデスティネーション・レストラン12選 - Bloomberg
行き方
ネットの情報によるとサンセバスチャンからお店までバスで約30分とありましたが、子連れなので(待ち時間等の)ロスの少ないタクシーで行きました。タクシーでも30分ほどかかりました。バスでも本当に30分で着くんですかね?
帰りのタクシーをどうしようかと悩んでいたら、ドライバーさんから「携帯に電話をもらえれば20分ほどで迎えに行くよ」と言ってもらったので、そのまま同じドライバーさんにお願いしました。ゲタリアの地元ドライバーさんに頼むより(そもそもタクシーがいるのか!?)、サンセバに帰るドライバーさんの方がいいですし。
レストラン外観
ゲタリアの街に入ってすぐお店が見えます。
外で魚介が焼かれていました。いい匂い!
アラカルト
確かコースはなかったと思います。食べたいものの他、この辺りの海で獲れた魚だというオススメされたものをオーダー。
これは何か忘れたのですが新鮮で美味しかったです!
これが(確か)メルルーサの二重アゴの部分とのこと。ぷるぷるで食べたことのない感覚。日本にはほとんどないみたいですね。メルルーサはパリでもメジャーな魚です。(タラの仲間だったと思います)
魚介のスープ
(確か)ヒラメ。程よい脂感に、ふっくらした身に、ほんのりな塩加減。海辺の地域だからこそのバランス、素晴らしさといった感じです。
最初は丸ごとお皿に出てくるのですが、お店の方が上記のように綺麗に取り分けて下さいます。そのあと、残っていた身をさらに食べやすくほぐしてくださるのですが(下記の通り)
「ここはコラーゲンだよ」「この部分はぜひ手で持って骨から身をつるんと食べて」など、詳しく紹介してくださいました。しかもミシュランで手で魚を食べるなんて斬新!余すことなく食材を一番美味しく綺麗に食べられる方法なのかもしれませんね。
本当は海老なども食べたかったのですが、ここまででかなりのボリュームのため断念。子どもの機嫌もあるので長居はできず、コーヒーもいただかずに帰りました。それでもプチデザートが出てきました。
店内は“超高級”といった感じはなく、街の綺麗なレストランといった風でした。もちろんちゃんとしたレストランなので超カジュアルで行くのはどうかと思いますが、みなさん割と綺麗めなカジュアル服でした。
※店内写真はぶれているものしかありませんでした…酔っ払い?
子ども用のハイチェアはないものの、大人用の椅子にセットして座らせられるハーネスのようなものを貸していただけました。これがなかなかいい感じでした。ちょっと欲しい。他のお客さんでも赤ちゃん連れがいました。サンセバスチャン近辺の他のミシュランでは子どもの年齢制限があるところが多かったので、小さい子連れの方はELKANOがオススメです。サンセバスチャンからは遠いですけどね…
他に観光スポットは?
ホテルのフロントで「ゲタリアでどこ観光できるところはないか」と聞いたところ、『小さいので無いですね…』との回答。なのでレストラン以外は行くところは無いと考えた方が良さそうです。実はお店のすぐそばにバレンシアガの美術館があるんですけど、この期間はお休み中でした。レストラン訪問日が美術館開館日だとラッキーですね。
http://www.cristobalbalenciagamuseoa.com
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