ディジョンは中世末期、ブルゴーニュ公国の首都として栄えたそうです。旧市街は石造りの建物のほか、半木造のものも見ることができます。パリにはないので、同じフランス内でありながら、またパリから近い街でありながら、違った雰囲気のある素敵な街でした。
これまでのお話
旧市街散策
我々は、ホテルでもらったマップを片手に、ダルシー公園の目の前にある凱旋門のような "Porte Guillaume"から散策スタート。ここはもう旧市街。狭すぎず広すぎず、歩いて回れます。旧市街を出るとさすがに歩いて回りきれないのと、旧市街ほど見どころがない気がします(違ったらすみません)。
街のあちらこちらでこのようなフクロウのマークを見かけます。ガイドブック「ディジョン フクロウの道案内」を買うと、このマークがある箇所の説明が書かれていたり、マークにふられた順番に沿って観光をするとほとんどの見どころを回れるようになっている、という素晴らしい本のようです。しかも有料といえどほんの数ユーロ。という値段はあとから知ったため、我が家は買いませんでしたが・・。ちゃんと観光をしたい、という方は買う価値がありそうです。
とはいえ今はスマホでなんでも調べられるので、ホテルでもらった地図とスマホとで観光していきます。
"旧市街"というだけあるのか、こんな古さを感じさせる建物もありました。
ディジョンで検索するとよくヒットするこの建物。Liberté通りにある François Rude Square に面したお店です。ドイツを思わせます。この辺りはチョコレートショップやアイスクリームショップがあるので、暑い季節であればアイス片手に噴水で休憩、もいいですね。
旧ブルゴーニュ公宮殿と、その前にあるリベラシオン広場。宮殿は現在は美術館となっています。この日はやっていない日のはずだったのに「Welcome! 開いてます!こちらです!」のような看板が出ていて、しかも門も空いていたので美術館入口までどんどん進んでいくと・・休みでした・・。同じように入口まで来てしまった他の観光客もちらほらいました。休みであれば看板をしまう、休館日との札を下げる等して欲しいものです・・。少し大きい子どもたちは、この広場の噴水で水遊びをしていました。
ノートルダム教会
旧市街の中心部にある教会。どこが正面?と思うほど、街の建物に囲まれていて全貌が見えなかったです。そのような教会は珍しい気がします。
教会の外に「左手で触ると幸運が訪れる」と言われるフクロウの像があります。多くの人に触られてすり減っています。子どもも抱き上げ、しっかり触らせてきました。
ディジョン名物、マスタードを買おう!①
ノートルダム教会の"フクロウ"のそばにある La Moutarderie Edmond Fallot 。日曜日も営業しているのがうれしいです。
店内はオシャレなディスプレイ。一瞬何屋さんかわかりません。
日本人にはあまりなじみのないマスタード。ここでは様々なフレーバーがあるため、試食があります。まるでビールサーバーのように、このように垂らして食べるのです。
試食をして美味しかった、そしてブルゴーニュ地方ではカシスの栽培も盛んだそうで、定番のものに加えてカシスのマスタードを購入。小さな小瓶でも売っているのでお土産にもオススメです。
ディジョン名物、マスタードを買おう!②
マスタード店の本命、MAILLE(マイユ)。日曜日はお休みですので注意!
店内は高級感があります。
食品以外のアイテムも。
いや~こんなのに付けて食べたらおいしそう。
先ほどのもう一店と商品を見比べたわけではありませんが、マイユにはもう一店にはない独自の商品がある気がします。たとえばこのケチャップ。そしてバルサミコ酢のマスタード。ステーキに合うのでオススメです!
パリにも店舗があるようなので、バルサミコ酢のマスタードはなくなったらリピート決定です。
ディジョンのマルシェ
建物内にお店が集合したマルシェ。外にも少しお店があります。観光客が多いせいか、パリではあまり見かけない雑貨店も出ていました。あとは花屋、マスタード店が出ているのもパリと違うところでしょうか?
日、月はマルシェが休みなので行かれる方はご注意を。
夕食はステーキ
マルシェの目の前にある"GRILL & COW"にてステーキを。19:30オープンのお店も多いので、小さい子連れには早くオープンするかどうかもお店選びでは重要・・。ここは19:00オープンですし、フライングで少し早目に行っても快く案内してくれました。フランスはこういうところは融通が利いて好きです(もちろん他にも好きなところはありますがw)。
まだまだ食べます、エスカルゴ。
ガスパチョ
そしてステーキ!の写真を撮り忘れ・・。店名に COW と付くだけあり美味しかったです。
Grill & Cow meat restaurant and grills in downtown Dijon (21 – Cote d’or)
次回、ブルゴーニュワイナリーツアーに続きます。
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